オンライン講座をよりスムーズに進行させたい方へ。
今回は「Zoom基本操作②」として、
ブレイクアウトルーム・ホワイトボード・レコーディング・ホストツール設定など、
講師に必須の応用機能をまとめました。
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資料
動画
グループ学習に最適!ブレイクアウトルームの活用法
「ブレイクアウトルーム」は、
参加者を小グループに分けて話し合いや作業を行う機能です。
講座や勉強会でのグループワークや交流会に最適。
【設定手順】
- Zoom画面下の「ブレイクアウトルーム」をクリック
- 作成するルーム数を設定
- 参加者の割り当て方法を選択(自動/手動)
- オプションから制限時間や再入室設定を調整
【ポイント】
- 参加者が多い講座では「自動割り当て」が便利
- ファシリテーターがいる場合は手動で配置がおすすめ
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ホワイトボード機能で共同作業をスムーズに
Zoom内のホワイトボードを使うと、
参加者全員でリアルタイムにメモや図を書き込めます。
講座中のアイデア出しやワーク共有に最適です。
【使い方】
- 「共有」→「ホワイトボード」を選択
- ペン・テキスト・図形ツールで自由に書き込み
- 共有範囲を「全員」または「一部の参加者」に設定
【ポイント】
- 終了前にスクリーンショットで保存しておく
- Canvaなどで後から資料化するのもおすすめ
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録画(レコーディング)機能で復習できる環境を作る
Zoomの録画機能を使えば、
講座やミーティングの内容を保存してアーカイブ化できます。
【録画方法】
- 「録画」ボタンをクリック
- 保存先を選択(PCまたはクラウド)
- 録画を停止する
- ミーティング終了後、「録画ファイルを開く」から確認
⚙「設定」メニューでも録画の保存先や形式を変更可能です。
【ポイント】
- クラウド保存は共有リンクを配布するのに便利
- 個人情報を含む内容は共有前に必ず確認を
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ホストツールの基本操作まとめ
講座をスムーズに進めるための「ホスト権限」はとても重要です。
以下の操作を覚えておくと、受講者に安心感を与えられます。
【主な機能一覧】
- ミュート/解除:全員または個別にマイクを操作
- ビデオ管理:ビデオのオン・オフを制御
- 参加者管理:入室の許可・拒否、退出処理
- 画面共有の管理:共有の許可/停止
- チャット管理:送信制限・ログ保存
- 録画の開始/停止:内容の記録
- ブレイクアウトルーム管理:小グループを設定
【ポイント】
- 開始前に音声テストとチャット制限を確認
- 講師2名体制の場合は「共同ホスト」を設定しておくと安心
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Zoomサウンド共有と音量設定
Zoomでは、動画や音楽の音声を共有できます。
講座のBGMや動画再生時には必ず
「音声を共有」にチェックを入れてください。
【設定手順】
- 「共有」ボタン → 「画面」タブを選択
- 左下の「音声を共有」にチェック
- 音量は「PC側の音量」+「Zoom設定」両方を確認
【ポイント】
- 音が小さい時はPCの出力設定を見直す
- 共有前に音声テストをしておくとトラブル防止に
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まとめ:安心・快適な講座運営のために
- ブレイクアウトルームで参加型講座を実現
- ホワイトボードで共同作業を可視化
- レコーディングで復習やアーカイブ化を
- ホストツールで全体をスムーズに進行
- 音声共有設定で講座の質を高める
次回は「Zoom実践編」として、
講座の配信トラブル対策と音声設定の最適化を学びます。