2025年9月、Instagramのハイライト機能が大幅にリニューアルされました。
これまで丸いアイコンで表示されていたハイライトは廃止され、
プロフィール画面上部にグリッド形式で表示される仕様へと変更されています。

このアップデートにより、プロフィール全体を一枚のキャンバスのように構築できるようになり、
運用者は「ハイライト=世界観を演出するギャラリー」として見直す時期に入りました。
表紙デザインでブランド世界観を魅せる方法
この記事では、
新しいハイライト仕様の変更点と活用メリット、
そして最終ゴールである「グリッドに並ぶハイライト表紙の作り方」を解説します。
資料
🔄 最新ハイライト機能の変更点
❶グリッド表示への変更
従来の丸型アイコンから、四角い画像が並ぶグリッド形式に変更。
プロフィール全体を一枚のアートとして構築でき、
ブランドイメージをより統一的に表現できるようになりました。
❷配置場所の変更
ハイライトはフィード投稿の上から、プロフィール上部のタブエリアへ移動。
ユーザーは「投稿」「リール」「ハイライト」などをタブで切り替えて閲覧できます。
これにより、プロフィール全体がスッキリと見やすくなりました。
❸カバーデザインの重要性アップ
ハイライトが大きく表示されるようになったため、
デザインの統一感やクオリティがより重要に。
複数のカバーを組み合わせて一枚のビジュアルに見せる連結画像も注目されています。
🌟 最新ハイライトを運用するメリット
① 世界観を強化できる
グリッド表示により、ハイライト全体を使ってブランド世界観を演出可能。
例:
ファッションブランドなら「春夏コレクション」「秋冬コレクション」「プレス情報」などのカテゴリを統一デザインで構成。
② ユーザー体験が向上する
タブ式になったことで、目的の情報にすぐアクセス可能。
例:
飲食店が「メニュー」「アクセス」「雰囲気」「お客様の声」に分けると、
新規ユーザーも迷わず情報を得られます。
③ 重要情報を常時表示できる
ストーリーズをハイライトに固定することで、
「FAQ」「キャンペーン」「お知らせ」などを常に見せ続けることが可能に。
④ コンテンツを再活用できる
過去のハイライトをリールに再編集して再投稿するなど、
既存素材のリユースがしやすくなりました。
💡 業種別の活用例
👗 ECサイト/アパレルブランド
ハイライトを「新作」「セール」「スタッフコーデ」「お客様レビュー」で整理。
グリッド表示でブランド世界観を統一し、購買意欲を刺激。
💆♀️ 美容サロン/個人事業主
ハイライトを「Before/After」「施術メニュー」「お客様の声」「予約方法」に分類。
カバーを統一トーンにして、プロフェッショナルで安心感のある印象に。
🏢 メディア/企業広報
「プレスリリース」「イベントレポート」「メディア掲載情報」を整理。
企業活動を一目で把握できる構成で信頼感を強化。
ワーク:テンプレートを使ってハイライト表紙を作ろう
テンプレートリンク
ワーク手順
- テンプレートを使う
まずは配布されたテンプレートをCanvaで開きます。
→ おすすめ:1080×1350(縦長投稿サイズ)を使用。 - 画像を編集する
テンプレート内のグレーのエリアが実際に表示される部分です。
この範囲内でバランスを整えながらデザインを配置しましょう。 - 背景画像の透明度を調整
背景画像やパターンの透明度を20%程度まで下げると、
文字やアイコンが重なっても読みやすくなります。 - 文字やアイコンを避けて配置
ハイライトタイトルが重なる位置(下部帯のエリア)には文字を置かないようにしましょう。
タイトルエリアは「ゴールドの帯部分」に重なるため、
メインの文字やロゴは中央やや上寄せがベストです。 - グリッド全体の統一感を意識してデザインする
すでに投稿しているフィードやグリッド画像のトーンに合わせ、
色味・明るさ・フォントを統一します。
→ 例:同じブランドカラー・ゴールドトーンでまとめる。 - 完成したらダウンロード
デザインをPNG形式でダウンロードし、Instagramアプリで
「ハイライトを編集 → カバーを変更」から設定します。
ワーク解説動画
【ポイント】最新ハイライトを最大限活かすコツ
- カバー画像の統一
ブランドのトンマナに合わせて全体の色味を統一する。 - タイトルはシンプルに
「AI講座」「イベント」「実績」など短く、わかりやすく。 - 定期的な更新・整理
古い情報は削除し、常に最新コンテンツを維持。 - CTA(行動喚起)を仕込む
ECサイトや予約リンクを入れ、次のアクションへ導く。
ハイライト(まとめ)
- ハイライトは2025年9月からグリッド表示へ完全移行。
- 表紙デザインの統一感・配置設計がブランド戦略の鍵に。
- Canvaを使えば、初心者でも簡単に世界観を統一できる。
- ゴールは「プロフィール全体を一枚のデザインとして仕上げること」。
