図解プロンプトはHTML/CSSよりJSON・YAMLが向いている?

はじめに

図解プロンプトを使っていると、次のような壁に当たることがあります。

  • その場では分かりやすいが、後から使い回せない
  • Canvaやスライドに転用しにくい
  • 毎回AIに一から説明し直している
  • 図解の「型」が人によってバラバラになる

これは、図を「完成形」で出させていることが原因です。

目次

キャリアAIカレッジが採用する「構造×表示」二段設計の考え方

キャリアAIカレッジでは、
図解を「表示」と「構造」に分けて考えることを推奨しています。


JSON/YAMLに切り替えると何が変わるのか

HTML/CSSは「見せるための形式」です。
一方、JSON/YAMLは「考えを保存・再利用するための形式」です。

JSON/YAMLが向いている代表的なユースケース


ユースケース①Canva・スライド・LPに後加工したい場合

よくある状況

  • ChatGPTでHTML図解を作った
  • 見た目は良いが、Canvaにそのまま使えない
  • 結局、内容を目で見て手で作り直している

JSON/YAMLを使うと

  • 図の「要素」「流れ」「関係性」がテキストで整理される
  • Canvaでは
    • nodes=ボックス
    • edges=矢印
      として機械的に再構成できる
  • デザインは人間、構造はAIという役割分担が可能

👉 **「AIは設計士、人はデザイナー」**という分業が成立します。


ユースケース②

受講生に「型」として配りたい場合

よくある状況

  • 図解の作り方を教えたが、受講生ごとにバラバラ
  • 何が正解か分からず、手が止まる
  • 添削に時間がかかる

JSON/YAMLを使うと

  • 図解のフォーマットを「共通言語」として配布できる
  • 受講生は
    • title
    • nodes
    • flow
      を埋めるだけでOK
  • 添削も「構造」で見られるため、指導が一気に楽になる

👉 講座の再現性・品質が安定します。


ユースケース③

カリキュラム・図解を量産したい場合

よくある状況

  • 毎回テーマが違う
  • 図解の構成を考えるだけで疲れる
  • 過去の図解が資産として残らない

JSON/YAMLを使うと

  • 出力フォーマットを固定できる
  • AIに
    「このYAML形式で、新しいテーマの図解を作成してください」
    と依頼できる
  • カリキュラム全体が「同じ骨格」で揃う

👉 図解がストック型資産になります。


ユースケース④

AIに「構造だけ」を考えさせたい場合

よくある失敗

  • 見た目までAIに任せる
  • デザインが微妙
  • 修正が伝えにくい

JSON/YAMLを使うと

  • AIには
    • 要素の洗い出し
    • 因果関係
    • 手順の流れ
      だけを担当させる
  • 表現・色・余白は人間が調整できる

👉 **「考えるAI」「仕上げる人間」**という理想的な役割分担です。


では、HTML/CSSが向いているのはどんな場面か

JSON/YAMLが万能というわけではありません。
HTML/CSSの方が適しているケースもあります。


HTML/CSSが向いているケース

  • 勉強会や講座中に、その場で図を見せたい
  • Canvas機能で即表示したい
  • Web記事にそのまま貼りたい
  • 受講生に「まず目で理解」してもらいたい

つまり、
即時性・視認性が最優先の場面です。


キャリアAIカレッジが推奨する最強の運用方法

結論として、最も強いのは次の運用です。

① YAML/JSONで構造を出す

② 必要に応じてHTML/CSSで表示する

これは、

  • 保存用:JSON/YAML
  • 表示用:HTML/CSS

という二層構造です。

この形にすると、

  • 再利用できる
  • 教材にできる
  • 表示もきれい

という三拍子が揃います。


図解用YAML/JSONのおすすめ構成

キャリアAIカレッジでは、以下の項目を固定することを推奨しています。

YAML(人が読む・編集する用)

  • title:図解タイトル
  • summary:1行要約
  • nodes:要素一覧
  • edges:関係性
  • flow:手順(あれば)
  • notes:補足

JSON(自動処理・ツール連携用)

  • 同じ構造でOK
  • プログラム処理や変換に強い

まとめ

  • 教材化・テンプレ化・資産化が目的ならJSON/YAML
  • その場で理解させたいならHTML/CSS
  • 最強なのは
    JSON/YAMLで構造化 → HTML/CSSで表示

この考え方は、
キャリアAIカレッジが重視している
**「AIを一発芸で終わらせない」**ための設計思想でもあります。

図解を「その場限り」にせず、
積み上がる知的資産に変えたい方には、
JSON/YAML形式は非常に有効な選択です。

目次