【Stripe入門】お客様への領収書発行、もう迷わない!自動化で手間なく信頼度アップ

オンラインで商品やサービスを販売する女性起業家さんにとって、決済システムの導入は大きな一歩ですよね。

中でも「Stripe(ストライプ)」は、専門知識がなくても簡単に導入できるため、多くの方に選ばれています。

でも、決済が終わった後のお客様への「領収書発行」、どうしていますか?

「一人ひとり手作業で作成してメールで送るのが大変…」 「インボイス制度ってよく聞くけど、Stripeで対応できるの?」

そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実はStripeには、お客様への領収書をカンタンに、しかも自動で発行できる便利な機能が備わっています。

今回は、PCやITが苦手な方でも安心して設定できるよう、Stripeの領収書発行について、基本から応用まで分かりやすく解説します。

Stripeの領収書発行は、主に2つの方法から選べます

Stripeの領収書発行は、ご自身のビジネススタイルに合わせて、「自動で送る」か「手動で送る」かを選ぶことができます。

1. 自動で送る:設定1つで、もう手間いらず!

お客様がお支払いを完了したタイミングで、Stripeが自動的に領収書メールを送ってくれる、とても便利な方法です。

こんな方におすすめ!

  • 毎回手動で領収書を作成・送付するのが面倒だと感じている方
  • お客様を待たせることなく、スピーディーに対応したい方
  • 商品の購入やサービスの申し込みが多い方

設定はとってもカンタン!

Stripeの管理画面(ダッシュボード)にあるメール設定から、「顧客へのメール送信」をオンにするだけ。これだけで、決済が成功するたびにお客様のメールアドレス宛に領収書が自動で届くようになります。

  • この機能を使うには、お客様のメールアドレスがStripeに登録されている必要があります。
  • 領収書には、支払い明細はもちろん、割引や税金などもきちんと記載されるので安心です。

2. 手動で送る:好きなタイミングで、個別に対応!

「特定のお客様にだけ送りたい」「内容を確認してから送りたい」という場合は、手動で送る方法が便利です。

こんな方におすすめ!

  • お客様一人ひとりに合わせて、メッセージを添えて送りたい方
  • 高額な商品など、入金確認などをしっかりしてから送りたい方

こちらも操作は難しくありません。

Stripeの管理画面で、該当する請求書の詳細ページを開き、「領収書を送信」ボタンをクリックするだけです。

もっと素敵に!オリジナルの領収書を作成しよう

Stripeの領収書は、ただ送れるだけではありません。

あなたのブランドイメージに合わせて、見た目をカスタマイズすることも可能です。

  • ロゴやブランドカラーの設定 ご自身のロゴ画像を設定したり、ブランドカラーに変更したりすることで、統一感のあるプロフェッショナルな印象をお客様に与えることができます。
  • メッセージを追加する 「この度はありがとうございました!」といった感謝のメッセージなど、短いカスタムテキストを追加することも可能です。

設定画面から、テスト用の領収書を自分宛に送ることもできるので、お客様にどのように見えるか、事前にしっかり確認できて安心ですよ。

【重要】インボイス制度への対応も忘れずに

2023年10月から始まったインボイス制度。Stripeの領収書も、もちろん対応可能です。

インボイス制度に対応した領収書(適格請求書)を発行するには、「適格請求書発行事業者」の登録を行い、発行された登録番号をStripeの領収書に記載する必要があります。

まだ登録がお済みでない方は、国税庁のホームページなどを確認し、手続きを進めておきましょう。

知っておくと便利な豆知識

  • 0円の請求書の場合:無料モニターやキャンペーンなどで0円の請求書を発行した場合、Stripeから領収書は自動送信されません。必要であれば、手動で送信する必要があります。
  • 「支払い済みの請求書」も活用できる:Stripeでは、領収書の代わりに「支払い済みの請求書」をお客様に送ることもできます。こちらの方がより詳細な情報が記載されているため、状況に応じて使い分けるのも良いでしょう。
  • 外部サービスとの連携:予約システム「SelectType」など、他のサービスとStripeを連携させている場合、そのサービス経由でStripeの領収書発行機能を利用できることもあります。

まとめ:Stripeを使いこなして、スマートな起業家に!

いかがでしたか? Stripeの領収書発行機能を使えば、これまで手間がかかっていた作業を自動化でき、空いた時間をもっと大切なビジネスの活動に使うことができます。

設定も決して難しくありませんので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

自動化できる部分は賢くツールに任せて、お客様とのコミュニケーションや、新しいサービス作りに集中していきましょう!

目次