Windows 11 を購入したら、まず行うのが “初期設定” です。
本ガイドでは、パソコン初心者の方でも迷わないよう、
事前準備 → 初期設定 → 初期設定後にやるべきこと の3ステップで解説します。
手順を守れば、最短30分ほどで快適な作業環境が整います。
目次
Windows 11初期設定&最適化8つのチェックリスト
1️⃣ 事前準備(所要時間:5〜10分)
準備項目 | 具体的な内容 |
---|---|
Wi‑Fi情報 | SSID とパスワードをメモしておく |
Microsoftアカウント | 既存アカウントのメールアドレス/パスワードを確認(無ければ先に作成) |
電源確保 | ノートPCは必ずACアダプターを接続 |
周辺機器 | モニター・マウス・キーボードなどを準備 |
インストール予定アプリ | Office やブラウザなど必要アプリをリスト化 |
ポイント:インターネット接続は必須。オフラインではセットアップが進みません。
2️⃣ Windows 11 初期設定(STEP 1→10)
所要時間:15〜20分
STEP 1 電源を入れる
- 電源ボタンを押し、ロゴが表示されたら充電ケーブルが挿さっているか確認します。
STEP 2 言語と地域の選択
- 「日本語」を選択 → はい
- 「国または地域」で 日本 を選択 → はい
STEP 3 キーボードレイアウト設定
- 既定の Microsoft IME を確認 → はい
- 追加レイアウトが不要なら スキップ
STEP 4 ネットワーク接続
- Wi‑Fi または 有線LAN を選択しパスワードを入力
- Home エディション は必須
- Pro エディション はローカルアカウントも選択可
STEP 5 ライセンス契約
- 内容を確認し 同意 をクリック
STEP 6 デバイス名の設定
- 例:
MyLaptop_2025
など覚えやすい名前を入力 → 次へ
STEP 7 アカウントの設定
- Microsoftアカウントでサインイン(推奨)
- 同期・OneDrive バックアップが自動で有効に
- ローカルアカウントも可(後で Microsoft アカウント追加可)
STEP 8 PIN の作成
- 4桁以上の数字を設定(パスワードより素早くサインイン可能)
STEP 9 プライバシー設定
- 位置情報、診断データ、広告ID などを用途に合わせて オン / オフ
STEP 10 初期設定完了
- 自動で再起動し、デスクトップが表示されれば完了!🎉
3️⃣ 初期設定後に必ず行う 8 つのチェック
- デスクトップのカスタマイズ:壁紙・テーマ・タスクバー配置で作業効率UP
- 必要アプリのインストール:Microsoft Store または公式サイトから取得
- Windows Update:最新の機能&セキュリティパッチを適用
- セキュリティ設定:Windows Defender とファイアウォールを確認
- バックアップ設定:OneDrive または外付けHDDで自動バックアップ
- プライバシーの再調整:不要なアプリ権限をオフに
- ユーザーアカウント追加:家族やチームメンバー用に権限を振り分け
- デバイス最適化:不要アプリの削除とスタートアップ整理
まとめ
これで Windows 11 の基本設定は完了です。
初期設定後は 月1回 を目安に Windows Update とバックアップ状況を確認しましょう。
今後想定される展開
- メジャーアップデート(年1回)で新機能が追加されるため、最新版の情報を随時チェックすることが重要です。
- 次の一手として、セキュア ブート や BitLocker の設定で盗難・紛失対策を強化しておくと安心です。